わきが臭の予防に!汗腺トレーニングのすすめ。
私たちの生活の質が向上した結果、エアコンや空調が効いた部屋で過ごすことが多くなりました。
一方運動して汗をかく機会は少なくなってきてます。
このように、汗をかくことが少なくなると汗を分泌する汗腺類が衰えてきます。
結果、汗に含まれるアンモニアや尿素が増え、質が悪くなりわきが臭を悪化させる原因となるのです。
ただ、実は汗を出す汗腺はトレーニングすることで鍛えることが出来ます。汗腺が鍛えられると汗の質が良くなり、『臭いづらい汗』になります。
こちらではわきが臭の予防になる、汗腺トレーニングの方法についてご紹介します。
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汗腺トレーニングの方法
前回の記事『 体臭(わきが)の悩みに大敵!【運動不足編】』でご紹介した半身浴の方法と併せて行いたい方法です。
それは、高温浴と呼ばれる方法です。
岩盤浴やサウナでも効果が期待できますが、今回はご自宅で出来る方法をご紹介します。
汗臭が気になり出す夏前に実践するとより効果的です。全部で3ステップで行います。
ステップ1
まず、浴槽にイス(バスチェア)を入れ、43度くらいの熱めのお湯をイスの座面が隠れるか隠れないかくらいの高さまで張ります。
45度以上になると熱すぎて低温やけどの危険性があるので注意が必要です。
ステップ2
イスに座り、両手、両足のそれぞれひじから先、ひざから先を入念に温めます。
あぐらかくような形で、少しかがむようにするとやりやすいです。大体15分ほど温めます。
こうすることで汗腺類の機能改善に効果が期待できます。
ステップ3
最後にイスをどかして、さらにぬるま湯を浴槽に足して温度を大体36~38度にします。
そこで15分ほど全身浴を行います。
こうすることで、高温浴によって高まった交感神経を鎮め、副交感神経優位の状態へと導きリラックス効果が得られます。
実は汗腺類に関しては交感神経しかありません。
高まった交感神経を沈める鎮めるためにぬるま湯の全身浴が必要になります。
一度解放された汗腺類による発汗を抑えることでトレーニングが一巡します。
(※)余談ですが、副交感神経優位の状態はストレス解消効果もあり、疲労回復にも効果が望めます。
ストレスによる体臭悪化の改善策にももってこいです。
まとめ
以上、汗腺トレーニングの方法でした。
基本的に汗をしっかりかくという習慣が大事になります。
日ごろから運動をしっかりし、水分補給を怠らないなどの心がけが大事です。
また、同時並行で、しっかりと効き目の期待できるデオドラントでのケアをしっかりとしましょう。
選ぶポイントは、制汗作用と殺菌作用の両方を兼ね備えているものです。
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