わきが治療に脱毛法の電気分解法が効果的?デメリットも?!
女性なら誰もが興味があると言っても過言ではない脱毛。
そんな脱毛とわきが治療は密接な関係があります。
臭いの原因となる汗腺類(アポクリン汗腺)は毛穴に開口しています。つまりわき毛があるところから臭いの原因となる汗が出てきます。
ということは、
わき毛を除去すると臭いの原因となる汗が出てくる毛穴も閉じるので、臭いがなくなるという訳です。
そんな脱毛法で最もポピュラーなものに電気分解法というのがあります。
わき毛の毛穴に電極を差し込み電流を流すことで毛根を破壊するというものです。毛根と一緒にワキガ臭の原因となる汗腺類の開口部分も破壊できるのでわきが治療になるというのです。
これがいわゆる「脱毛するとわきが臭も抑えられる」という噂の所以です。
果たして本当に効果があるのでしょう?ココでは電気分解法のデメリットを見ていきます。
人気の脱毛法「電気分解法」知っておくべき2つのデメリットとは?
実は、この方法によって臭いが抑えられるという口コミもあります。
そして、電気分解法によって脱毛をしてから一定時間は臭いが抑えられるのは事実です。
ただ、実際その効果は限定的なんです。一時しのぎとも言えます。なので、本格的なわきが治療ということであれば外科手術を受けざるを得ません。
そして、電気分解法の最大のデメリットは、
痛いということ。
わき毛の毛穴に電極となるハリを指すのですが、これが相当痛いらしいです。
これに耐えかねて別の方法による脱毛に切り替える人もいるようです。こういった脱毛エステには麻酔が使えないのでその痛みは相当なものだといいます。
そしてわき毛を1本1本処理していくため、相当な時間がかかるのもデメリットです。
わき毛は両脇で約1600本、片脇で800本あると言われています。
それらすべてを処理し終えるのに、半年、1年、長いと2年近くかかることもあるとか。
結局、目的は脱毛ということになるため、時間が経つとまた汗腺類の分泌口が開口するため、臭いが再発する可能性は高くなります。
電気凝固法という永久脱毛方法が主流に!わきが治療にもなる?
最近では、永久脱毛の方法として、電気凝固法という方法が普及してきています。
これは毛根から少し離れた皮膚表面に電極となる針を刺して、高周波電流を流し、毛根を固めて除去するという方法です。
電気分解報同様に、「毛根と一緒に皮脂腺やアポクリン汗腺と言った汗腺類を破壊できる」と言われていますが、結局のところ完全な破壊というのは期待できません。
つまり、わきが治療の効果は限定的と言えます。
結局美容目的である脱毛とわきが治療は分けて考える必要があると言えそうです。