切らないわきが治療ビューホットとは?効果はある?
わきが治療においては根治が可能な手術。そんなわきが手術には「切る手術」と「切らない手術」があります。
今までの常識だと、切る手術は根治の可能性が高い代わりに傷痕が残りやすく、切らない手術は傷痕は残らないものの、根治の成功率には不安がありました。
今回紹介するビューホットは、切らない、痛くないのにわきが根治の可能性が高い治療法です。
わきが根治の手術法「ビューホット」とはどういう手術?
まずは、こちらの動画からご覧ください。
ビューホットは36本からなるスタンプと呼ばれる細い針を通して高周波を飛ばして、わきがや汗の元であるアポクリン腺やエクリン腺を破懐して汗を止めてわきがを抑える方法です。
高周波を飛ばして、汗腺を高温にして破懐するので患部は高温になりますが、特許技術である冷却装置を使い、火傷のような合併症を防ぎますので心配ありません。
また、治療は一回30分で終わり、切開をしないので傷痕も残りませんし、患部にガーゼを当てるようなアフターケアもありません。
もちろん、入院も必要なく、日帰りできて異常がないなら通院も要りません。
ビューホットの治療の流れとは?
両脇のわきがにおけるビューホットのわきが治療の流れを説明します。ビューホット治療は、最初に治療部位のマーキングを行う所から始まります。
使う器具は片手で扱える脱毛器具のようなハンドピースで極細の針が36本ついています。
小さく、こまわりが利く器具なのでわきがばかりでなく、陰部や乳輪、肛門周辺、手の平、足の裏を含めた全身での治療が可能です。
次にマーキングした部分に局所麻酔を行い、ビューホットの照射を行います。
最初は浅い部分から照射し、最後は皮膚の下4mmまで針を差し込んでいきますので、同じ部位に5~7回照射する事になります。
また、こうする事でアポクリン腺、エクリン腺の照射逃れを無くす工夫でもあります。
手術は30分で終わりますが、直後は患部にマーキングした部分に沿って、膚の発赤と点状の膨らみが生じますが、しばらくすると消えます。
以上で治療は終了です、ガーゼを当てたり患部を圧迫して固定するなどの処置は一切ありません。
他の手術にはないビューホットわきが治療のメリットとは?
従来のわきが手術と比較してビューホットの最大のメリットは脇の下以外の部位の治療もできるということです。
手術の際に使用される治療器具が小さいで、わきが手術ばかりではなく、チチガやスソガ、シリガのような、これまでの切らない治療では対応が難しいとされた部位の治療にも対応が出来るのです。
使われる治療器具が、ハンドピースのような手に治まるサイズなので、体のどの部位のわきがでも、マーキングを施して部分麻酔をする事で対応できるのです。
これまで切らない手術では難しいと言われて手術を断念していた、わき以外のわきがに悩んでいる方でもビューホットの手術なら受ける事が出来ます。
ビューホット治療後の不安や疑問
手術後は、日常生活にすぐに復帰する事が出来いわゆるダウンタイムがありません。
シャワー入浴は当日から可能で(患部を強く擦らない配慮は必要)スポーツも当日からOK。
手術直後には患部が赤みがかり、少し腫れたようになりますが、やがてその部分はカサブタになって剥がれて、皮膚の色も元に戻ります、色素沈着もありません。
治療後に内出血や痛みが出る事もまずありませんが、気になるようなら受診をオススメします。
ビューホット手術の費用とは?
このわきが治療は美容整形のカテゴリに入るので残念ながら保険適用外です。
その費用は30万円前後で、わきが以外のチチガやスソガ、肛門周辺のわきがなどで範囲が異なると価格は上下します。
ビューホット手術後の保証は?
ビューホットの手術後の保証は病院やクリニックによって、マチマチであるというのが現状です。手術にあたり、失敗や後遺症が出た場合のケアなどは確認して頂く事をオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
切らない手術法の1つビューホットについてみてきました。切らない手術法なら、電磁波を使用したミラドライやウルセラドライ、ペアドライといった方法が人気です。
切らないというキーワードだけでもかなりの種類の手術が出てきています。技術の進歩とともにQOL(人生の質)を重視した方法が主流になっています。
臭いは消えたけど脇の下に大きな傷跡が残ってしまっては、それは本当の意味での成功ではないと考える人も多くなってきているといえます。
これから手術を考えている方は参考にしてみてください。
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