必見!わきが治療で病院に行く前に知っておきたい5つのこと
重度のわきが症状で悩んでいる方は、病院で治療するために医師に診てもらうことになると思います。
重度のわきが体質は遺伝が強く関係してくるため、どうしても専門家の手が必要になります。
しかし初めて病院に診察に行かれる方は、まずどこに行って何をすれば良いか分からない人もいると思います。
そこでまずどこの科で受診すればいいのかや、受ける前の注意点などをご説明していきます。
1.まずは皮膚科がおすすめ
わきが治療を初めて行う方は、まず病院の皮膚科に行って検査してもらいましょう。こ
れで最低でも、自分が本当にわきがなのかどうかが分かります。
検査方法は主に問診と、わきにガーゼをはさみ匂いを嗅いで確かめる方法です。女性には抵抗がある方法ですが、多くの病院が行っています。
また、アポクリン腺の数を調べるなどの検査も行うところがあります。
そして皮膚科で治療をしなければならない場合、基本的にはいきなり手術になることはありません。例えば、まずは処方された薬で様子を見るということもあります。
薬での改善が見られなかった場合、手術を勧められるか、美容外科などへの紹介状を渡されることになります。
基本的にはカウンセリングが中心になりますので、医師にしっかり悩みを主張したり、疑問を聞いたりできるようにある程度の知識を持っておく必要があります。
2.皮膚科以外でも治療が出来る
先ほど美容外科が出てきましたが、わきが治療には皮膚科以外にも、美容外科・形成外科で受けることも出来ます。
治療面では多くの設備が揃っていることもあり、特に美容外科は人気があります。中にはわきが専門という美容外科もあります。
また、意外なところでは、精神科や心療内科でもわきが治療が行われることがあります。
一般の皮膚科や整形外科などで「わきがかどうか」診断してもらった結果、わきがではないとなると、紹介されることがあります。
というのも、「自己臭症」という、自分の体臭や匂いに恐怖を抱く精神的なことが要因しているかもしれないからです。
実質的なわきが治療とは直接関係ないですが、自分の臭いを過剰に判断してしまい、精神的なストレスから余計に臭いが強くなったり本当に臭いが出始めたりしてしまうことがあるのです。
この精神的な側面が大きい「自己臭症」の治療には精神科や心療内科で診察してもらう必要があります。
3.皮膚科以外だと保険診療外で自己負担がヤバイ?!
皮膚科でのわきが治療は保険診療になるケースも多いです。その際のポイントは医師から見て治療の必要があるかどうか?です。
本来治療するまでもないわきが臭の場合は自由診療となり保険診療の対象外となり全額自己負担になるケースもあります。
特に、軽度のわきが体質で手術を受ける場合は保険が効かない可能性が高いです。
また、美容外科や美容クリニックでの手術はほぼ自由診療になることを覚悟しておきましょう。
手術の種類にもよりますが、実際、自己負担となった時の費用は平均で30~35万円程です。
保険診療で済むと数万円で済むこともあるので大きいですよね。
- 保険診療になる手術の代表例:剪除法
- 保険診療にならない手術の代表例:ミラドライ・ウルセラドライ
それでも、切らないというのは大きなメリットですよね。
術後の傷跡の心配がないのは女性にとっては大きなポイントになります。
4.皮膚科・美容外科・精神科それぞれの科の注意点
どれも治療に効果がある科ではありますが、やはりそれぞれに注意点が存在します。
まず皮膚科に関してです。
ここは保険が効き費用もあまり高くならないのが魅力ですが、まず薬での治療から始まることが殆どなので、手術を含めると完治まで時間がかかります。
手術はメスを使うものが多いので、術後に副作用が出たり再発の危険性も伴います。
形成外科も、概ね同じようなメリットとデメリットがあります。
次に美容外科ですが、ここはレーザー治療や最新の治療法を試せるので、中程度~重度症状の方ほどおすすめとなります。
しかし基本、保険適用外なので、費用が高額になってしまうことがデメリットです。
治療面としては優れていても、こちらも副作用や再発の危険性は完全には消せません。
それでも、副作用のリスクは低く人気です。手術後のダウンタイムもほとんどなく、日帰り手術が可能です。
施術時間も30分~1時間ほどと、お手軽に受けることが可能です。
最後に精神科・心療内科ですが、初めからわきが治療を目的に行ってしまうと見当違いの話になってしまいますので注意が必要です。
あくまで精神的な影響によって自己臭症に陥ってる場合には治療効果が期待できるというだけで、実質的なアポクリン腺の除去は行えません。
皮膚科や整形外科に、医師に紹介された時のみ診察を受けに行くようにしましょう。
5.手術の流れとは?
① カウンセリング
患者さんの話を元にわきがかどうかの診断を行います。
ガーゼを用いた方法によって脇の下の臭いを直接嗅ぎ判断することがほとんどです。
病院の中には、直に脇の下を切開して目視でアポクリン腺の有無を判断するところもあるようです。
カウンセリングの結果手術の必要があると判断されると手術へと流れていきます。病院や美容クリニックの中にはその日のうちにとんとん拍子で話が進むこともあります。
② 手術の準備
その日のうちに手術になるケースだけではなく、後日改めて日取りを決めて手術をすることもあります。その場合はわき毛の処理など事前に出来る準備をします。
③ 手術本番
最もポピュラーな剪除法の場合は、医師の目視の元で手術が行われます。患部付近の皮膚を切開し裏返します。その後、アポクリン汗腺を目視で確認しメスで切り取っていきます。
切らない手術のミラドライやウルセラドライといったほうほうの場合は患部に特殊な装置で電磁波を照射します。
その電磁波によってアポクリン汗腺周辺の組織に含まれる水分を高温にすることでアポクリン汗腺そのものを破壊します。時間にしておよそ30分~1時間、剪除法とほぼ変わらない所要時間です。
④ 術後
剪除法の場合、術後に痛み止めや化膿止めの薬が処方されることがあります。
ダウンタイムは約1週間程。腕の上げ下げに影響がでることがあります。術後3,4日後に抜糸します。切開し縫合した傷跡が完治するまでの間入浴は控えます。
切らない手術はダウンタイムが短く、その日のうちに入浴することも可能です。
また、腕の上げ下げを含め生活に支障がほとんどありません。副作用のリスクがすくない手術だと言えます。
また、気になる術後臭についてですが、手術の精度に比例して出る可能性があります。医師の技量がかなり高く、手術が成功すればほとんど術後臭の心配はありません。
ただ、アポクリン汗腺が完全に除去、破壊できずに取り残されてしまった場合は臭いが再発する可能性があります。
しっかりとした技量を持った医師にかかるのが最大のポイントだと言えますね。
まとめ
いかがでしたか?
わきが治療を受ける際にはリスクのことは考えなくてはいけません。
特に手術を受けるなら尚更で、しっかりと検査やカウンセリングを行い、医師と相談してから決めるようにしましょう。
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無料カウンセリングだけでも受けて診てはいかがでしょう。
意外な発見や悩み解決につながることもあるようです。