どうして?!わきがや体臭にパクチーが効くワケとは?
タイ料理でお馴染みの香草「パクチー」は、セリ科の植物なのでそのニオイは強烈です。
人によっては、パクチーをわきがのニオイに感じて敬遠する方もいるようです。
しかし、実はパクチーは、わきがを含めた体臭を消しさる抗酸化成分の配合が優れた野菜なのです。
そもそもパクチーとは一体何なのか?
近年のタイ料理ブームで臭い野菜というイメージが先行しがちのパクチーですが、歴史は古く、古代エジプトやギリシャ、ローマで医療に用いられていました。
その薬効は多彩で、腹痛やめまい、利尿作用、皮膚発疹やアレルギー疾患、風邪や肝臓病に効くとされていました。
最近の研究では、パクチーが重金属を体外に排出するデトックス効果も報告されています。
体臭を産み出す活性酸素
わきがや体臭には、活性酸素が大きく影響を与えています。
この活性酸素は、本来は免疫を司り異物を排出する役割を持っているのですが、睡眠不足や、喫煙、ストレス、肥満のようなよくない生活習慣によって増加します。
すると活性酸素は、攻撃相手の異物ばかりでなく勢い余り自分の体内の細胞まで攻撃してしまうのです。
それによって、人間はガンや動脈硬化のような病気にかかりやすくなると言われています。
それとは、別に、この活性酸素、活動の中で脂肪酸やアルデヒドというニオイ物質も産み出すのです。
活性酸素が増加すると、肩コリや疲労倦怠感が多くなり、おまけに体は臭くなるという事です。
パクチーは活性酸素を抑制する抗酸化食品
こうした活性酸素は体が酸性に傾く事で増加する物質です。
ですから、逆に体をアルカリ性に傾ける事が出来ると酸性が中和され、そのバランスにより活性酸素を抑制できます。
パクチーの抗酸化能力は、抗酸化食品の大豆の10倍もあり、体内に取り入れる事で体を酸性からアルカリ性に近づけていき、活性酸素を抑制できるのです。
また、パクチーには、体内の異物を排出する効果を持つ食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維のパワーで有毒な成分を体外に排出して、活性酸素の増加する理由も減らします。
活性酸素が減少すれば、体臭もわきがも軽減される
このように、活性酸素が減少すれば、活性酸素が電子を奪う事で増加するニオイ成分、脂肪酸やアルデヒドも減少します。
これにより、体臭とわきがが混ざって、より強烈なニオイになるのを抑える事が出来るのです。
まとめ
いかがでしたか?
パクチーが体臭を改善する効果を持つすごい野菜だというのがお分かり頂けたかと思います。日頃からアルカリ性の食品を意識して多めに摂り、体のphを酸性に傾けないことが重要です。
ただ、食事療法によるわきが対策には限界があります。しっかりとわきがデオドラントでのケアもしましょう。
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