飲む消臭剤?!わきが対策に緑茶が効く3つの理由とは?
緑茶は、私達日本人には最も身近で親しみやすい飲み物です。
緑茶に、殺菌・消臭効果があること多くの人に知られています。
そんな私達の身近で、入手しやすい緑茶がなぜわきが対策に効果が期待できるのか、その理由を3つご紹介します。
実は、飲むだけじゃなくてある方法でケアするとより緑茶の消臭効果を生かせるんです!実践編として記事の後半でご紹介します。
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1.緑茶に含まれるポリフェノール「茶カテキン」の臭い吸着力
緑茶の消臭効果の一番大きな要因は、そこに多く含まれるポリフェノールの働きです。
緑茶には独特の渋みの成分「茶カテキン(タンニン)」や「フラボノイド」といったポリフェノールが多く含まれます。
これらの成分が臭い成分と混じると、化学変化を起こし、臭いがしない他の物質に変え中和してくれます。
そんなポリフェノールは、実は炭と同じような化学構造をしています。
一般的に炭の消臭効果は広く知られていますよね?炭はその構造の特異性によって、臭いの成分を吸着して、放出しないという特徴があります。
実はこれが緑茶の消臭効果の仕組みにも言えます。わきがの気になる臭いをしっかり吸着して離しません。
2.茶カテキンの抗酸化作用はすごい
ポリフェノールにはその上、抗菌や抗酸化作用もあるので臭いの元の原因菌の繁殖を抑えます。なので、じつは緑茶はわきが臭以外にも、他の体臭なども抑える効果が高いです。
緑茶の消臭成分カテキン(ポリフェノール)は、二~三回目以降の煎出で増えていきます。最初の緑茶より二番茶、三番茶の方が消臭効果があります。
緑茶以外でも、ほうじ茶にはポリフェノールが含まれているために同様の消臭効果があります。
3.緑茶に含まれるビタミン類の効果は侮れない?!
緑茶には茶カテキンやフラボノイドといった成分以外にも女性には嬉しいビタミン類が豊富に含まれています。
特に一番煎じのお茶にはビタミンがぎゅっと濃縮されていて美容効果も期待出来たりします。
そんな、ビタミン類の中でもやはり、ビタミンCの含有量は多いです。ビタミンCには抗酸化作用があり、酸化による体臭悪化を防いでくれます。
また、一部で緑茶からビタミンEという成分が摂れ抗酸化作用が期待できるとの記述もありますが、実は飲料用の緑茶からのビタミンEの摂取は難しいとされています。
というのも、緑茶の茶葉には確かにビタミンEが含まれているのですが、このビタミンEという栄養素は脂溶性なんです。
つまり、油には溶けやすいけど水には溶けづらいんです。
なので、お茶として飲んだところでビタミンEの摂取は期待できないということです。
ただ、茶葉自体を食べることでその栄養素を摂ることは可能です。茶葉が練り込まれたお餅や和菓子を頂くことで多少の消臭効果は期待できるかもしれませんね。
実践編!緑茶は飲む以外にもわきが対策に使える?!
緑茶を飲んで、体内から消臭するだけではなく。
煎出した後の緑茶の葉、捨ててませんか?実は出がらしであってもわきが対策に有効活用できるんです!
その出がらしには煎じたものよりもはるかに多くのポリフェノールが含まれています。
実践編でご紹介する方法はその出がらしを使う方法です。
出がらしガーゼ押し当て法
茶葉を捨てる前に、それをキッチンタオルやガーゼなどに包んで、脇の下や体の臭いが気になる部分に押し当てて使う方法です。
緑茶には、言わずと知れた強力な殺菌効果があります。
その効果でわきがの原因菌の増殖を防ぎ、肌を清潔に保つことが出来ます。また、中には皮膚のかぶれや肌トラブルが改善したという例もあります。
緑茶直接スプレー法
他の方法としては、煎出した緑茶を直接脇の下にスプレーしたり、タオルなどに緑茶を含ませ肌を拭く方法があります。
また、緑茶にミョウバンを混ぜて緑茶ミョウバン水を作り、使う方法もあります。
市販されている緑茶の中にも、二番茶、三番茶を使用して作られているものもありますが一番煎じを売りにしている商品もあります。
より効果的に臭い対策をするなら、急須で入れた緑茶を使って試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
緑茶によるわきが対策は、日常生活に取り入れやすく習慣化しやすいです。ぜひ試してみて下さい。