最先端のわきが手術ミラドライとレーザー治療って何が違うの?
以前はわきがの対策と言うとデオドラントでケアするか、汗を拭きとるなどのこまめなケアで臭いを抑えるというのが一般的でした。
それが、最近でデオドラントの種類も増え、効果も高まってきました。
そして、何より手術による治療効果も以前とは比べ物にならないくらい高くなってきました。
そんな中で今わきが手術の最先端と呼ばれる方法は何なのでしょうか?
また、ちまたでよく耳にするレーザー治療とは最先端の方法と何が違うのでしょうか?
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わきが手術の最先端とは?
最先端の技術というのは「傷」が小さく済むこと、「短時間」で手術が終わることです。
この点で最先端の手術法はマイクロウェーブ(電磁波)を使うミラドライという方法です。
傷跡はほとんど残らず、時間も早ければ30分~1時間で終わります。(カウンセリングの時間は別)
ミラドライとは専用の機器を脇の下などにあて、発生させたマイクロウェーブでアポクリン腺に含まれる水分を高温にし破壊するという方法です。
わきがを解決させるには、根本的に「アポクリン腺」を手術によって完全に取り除くか破壊しない限り解決することが出来ません。
現代では多くの医療クリニックがわきが手術を提供していますが、日々技術が進歩していて、このようなミラドライと言う方法が主流になりつつあります。
レーザー治療との違い
レーザー治療とはアポクリン腺が開口している毛穴を脱毛レーザーで破壊することで臭いの元を断とうという治療法です。
ただし、問題点が1つあります。それはアポクリン腺を破壊することは出来ないということです。
一説によると様々な手術方法を組み合わせて行うことにより、消臭率を大幅に高めることが出来ると言われています。
レーザー治療を取り入れることによって脇の下の表面にいる雑菌を殺菌し消臭する効果は確かにあります。
それでも、臭いの根本原因となるアポクリン腺を破壊できない以上臭いを完全に抑えることは不可能です。
レーザー手術は臭いの強度によって選ぶ
わきが手術の1つにレーザー治療が挙げられますが、治療と言うよりは対処療法と考えておいた方が良いかもしれません。
傷跡が小さく済む画期的な手術方法であることには変わりありませんが、アポクリン腺の完全な破壊、除去が出来ない以上臭いを完全になくすことは不可能です。
もし仮に、レーザー手術を行っているクリニックのホームページをご覧になる機会があれば、その臭いに対する効果の記述をよくご覧になってください。
「治る」、「においが無くなる」と言った記述はないはずです。
これは、アポクリン腺の除去が出来ないことを意味しています。そこでもし、「治る」「においが無くなる」という記述があったら疑った方が良いかもしれません。
なので、まず「臭いの強さ」によってわきが手術を選ぶことが大切だということになります。
わきがの臭いにもランク付けがある?!
わきがの臭いにも強~弱というようなランク付けがあります。
これは体内に存在するアポクリン腺の量が関係しています。弱い人は微量の臭いがするだけですが、強度の人は部屋に臭いが残るくらいのわきが臭があります。
このようにその人の臭いの強さによって手術法を選ぶ必要があると感じています。
アポクリン腺が多い方では、レーザー治療を行ったとしても臭いを完全に取り除くことが出来ない場合があります。
なので、レーザー治療は弱~中程度のわきが体質の方向け、強度のワキガ体質の方にはあまりおすすめ出来ません。
アポクリン汗腺の除去で言えば、レーザー治療よりも切開による治療(剪除法)の方が術後の「消臭効果」は高いといえます。
自分の臭いについてよく分からないという方もいるかもしれませんが、各クリニックで無料カウンセリングが行われているので、その際に聞いてみると良いでしょう。
レーザー治療のメリット
これはズバリ「傷が無い」ということが一番です。(厳密には切開による傷がないということ)
女性にとっては安心できる手術方法となっています。また手術時間も短時間で終わることが魅力です。
さらには術後の回復もとても早く、日常生活にも支障をきたさないことで人気が高まっています。
まとめ
レーザー治療をするにしても最先端のミラドライを受けるにしても、ご自身の体臭の強さを的確に「評価」する必要があります。
そのためには自己判断するのではなく、クリニックなどでカウンセリングを受け、専門の医師に相談するのが不可欠です。
しっかりと専門家に自分の臭いを評価してもらい、必要であればそれぞれにあった手術を選択しましょう。
手術には少なからずリスク(副作用や後遺症、術後臭など)がありますので、そういったことも欠かさずに先生に質問しましょう。