千年前から利用された日本古来の柿渋がワキガに効く理由とは?

おいしそうな柿

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という正岡子規の俳句を引かずとも、日本人にとって、柿とは身近なスイーツであると言えます。

柿は弥生時代に渋柿として大陸から伝わり、その渋は、染料や、血圧の降下剤、漆の下地として利用されてきた歴史があります。

そして、現在は、ワキガの薬として、柿渋は利用されているのです。

 

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柿渋がワキガ対策より以前に利用されていた方法とは?

雰囲気のあるお寺

私達は、柿というと甘柿を連想しますが、実は甘い柿は突然変異で発生した種で本来の柿は全て渋柿でした。

弥生時代に、日本に入ってきた柿ももちろん渋柿で、その渋さとエグ味を利用できないかと、当時の人々は工夫を凝らしたのです。

柿渋には、強烈な殺菌作用があります。それに目をつけた昔の人々は、即身仏(ミイラ)が腐食しないように、ミイラの体に柿渋を塗布していました。

日本にもミイラがいるの?と意外に思う人もいるかも知れませんが、仏教が盛んになった昔には、自ら墓に入って木の皮や木の実のみを食べて除々に体を衰弱させて、座った姿勢のまま、死去した高僧が何名か存在しています。

この即身仏は内臓を防腐させる為に、漆を飲んだりもしています。

また、柿渋は魚網や釣り糸が腐らないように塗ったり、漆製品の下地にしたり、炭縄と混ぜて、外壁に塗るなど、防腐剤としての力を活用しました。

防腐効果とは、つまり、菌を殺して繁殖させない力を意味します。この効果は、そのままワキガ対策にも利用される事になります。

また、柿渋は和紙に塗ると、防水効果も出る事から、雨具や和傘などにも、利用されていたのです。

柿渋エキスの取り出し方とは?

柿渋のエキスを取りだすには、渋柿を利用します。

未熟な渋柿の実を臼や粉砕機で砕いて、たるの中に二昼夜置いて発酵させ、中の柿汁を絞ります。絞った汁を置いて、浮かんできた上澄み液を一番渋といい、さらに残った渋柿を絞った二番渋を配合します。

こうして出来た柿汁を数年熟成させて発酵させたものが、柿渋エキスです。

この柿渋エキスは強烈なニオイがするので、敬遠されましたが、最近では、柿渋エキスのニオイを完全に取り去る技術が開発されて、一般でも使いやすくなりました。

柿渋エキスは、どうしてワキガに効くのか?

柿渋のエキスは、平安時代頃の下級武士の衣服の染料としても利用されました。

大昔から、この柿渋で染めた衣類には殺菌作用があると知られ、小川などの水を汲む時には柿渋色の着物で水を濾過してから飲んだという話もあります。

ワキガのニオイを産み出すのは、皮膚にいる常在菌であるコリネバクテリウムなどですから、柿渋エキスが、これらを殺菌するという事は想像できたわけです。

こうして、柿渋を配合した、柿渋石鹸などが造られてワキガ対策グッズとして販売されています。

柿渋石鹸のワキガへの効果とは?

柿渋石鹸の主要な成分である柿タンニンは、渋さの原因であり殺菌成分です。

このタンニンが作用する事で、汗のニオイである酢酸、アンモニア臭や、足のニオイの原因であるイソ吉草酸、加齢臭の原因であるノネナールなどの原因菌を除去します。

同じように、アポクリン腺から分泌される汗を分解して、ニオイを発生させるコリネバクテリウムのような、タイプの雑菌も、柿渋タンニンは殺菌してくれるので、ワキガを軽減するのに効果があるのです。

まとめ

このように柿渋はワキガを軽減する効果があると言えます。千年以上も利用されてきた柿渋は、そればかりではなく、最近では、毎年のように食中毒を起すノロウィルスにも、柿渋が効果があると言う事が分かってきています。

何より、柿渋は天然の成分であり体に入っても無害であるという事が大きなメリットです。薬というと副作用が心配という人にも、柿渋石鹸ならオススメできると言えますね。

 

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