わきが手術「掻爬法」のメリットとデメリットとは?

ゴム手袋をして手術の準備をする医師

わきがの手術には様々な方法が存在していますが、大きく分けて2つになります。

一つは、剪除(せんじょ)法をはじめ、腋の下を切開する方法です。直接アポクリン腺を目視しつつ、取り除く方法なので効果が高いと言われています。

そしてもう一つは、腋の下を切らない方法です。
例えば、脇の下に小さな穴を開けて、アポクリン腺を掻き出すか、或いは、マイクロ波でアポクリン腺を熱して殺すかです。

掻爬(そうは)法は、後者の腋の下を切らない方法の1つです。

わきが手術の掻爬(そうは)法とは?

掻爬(そうは)とは爬(カギ爪のついた道具)で掻きだす方法という意味になります。

その名前の通りに掻爬(そうは)法では、腋の下に小さな穴を開けて、そこに刃のついたスプーン状の器具(キューレット)を差しこんで皮膚の裏側にあるアポクリン腺を取ります。

アポクリン腺だけではなく、エクリン腺や皮脂線なども一緒に掻き出すので、わきがだけではなく多汗症治療などにも使われる方法です。

掻爬法のメリットとは

掻爬(そうは)法のメリットは、最初に皮膚に小さな穴を開けるだけで済むので、手術痕が残らないというのが一番のメリットになります。

本格的な手術になると、腋の下に一本か二本数センチの手術痕というのが残るのですが、掻爬(そうは)法であれば穴は間もなく塞がるので、その心配はありません。

更に皮膚を開かないという事は回復が早く、手術時間も短いという事になります。つまり、術後は直ぐに通常通りの生活が可能という事になります。

剪除(せんじょ)法だと数日は腋にガーゼを当てて固定し、傷口が開かないように気をつけないといけません。ですから、術後の回復が早いという事も掻爬(そうは)法のメリットです。

掻爬法のデメリットとは

掻爬(そうは)法のデメリットは、皮膚を開いて目視するわけではないのでアポクリン腺の取り残しという問題が出てくる点です。医師の技量にもよりますが、50~60%程のアポクリン腺を取り除く事が出来るそうです。

完全に除去しないと残された部分が再びニオってくるので、「わきがが再発した」と感じてしまう事があります。

また、これは医師にもよりますが、経験が不足していると他の組織に傷をつけてしまうなどといった失敗が起こる場合もあります。

その場合には、術後に出血して患部に瘤のような血の塊が出来たりして再手術という事にもなります。ですから病院選びは慎重に行いましょう。

掻爬法は保険適用になる?

掻爬(そうは)法は、健康保険の適用はありませんので全て実費です。

理由としては、美容整形に類するものと考えられていて、剪除(せんじょ)法のようにわきが治療としては確実性が少ないという判断があるのだと考えられます。

そのような理由から、掻爬(そうは)法は全て実費で30万円前後になるケースがほとんどです。ですので保険適用の剪除(せんじょ)法よりはかなり割高になりますね。

手術を受けるなら!まずはよく説明を受けて

いくら、皮膚を切らないからと言っても、皮膚の中に器具を入れるという事は変わらないので手術の前に納得いくまでの説明を受ける必要があります。

特に「後遺症などから再手術になったらどうするのか?」「無料でしてくれるのか?」「保証はあるのか?」という所はハッキリさせておかないと、わきがは治らない上に治療費は倍になるなどという痛い結果になるので、よく考えておかないといけません。

まとめ

最近では、皮膚にメスを入れてアポクリン腺を取り除く剪除(せんじょ)法以外にも、様々な方法が出てきています。

例えば、マイクロ波を利用したミラドライなどが最近では増えてきています。剪除法や掻爬法のように、切ったり穴をあけたりしなくて良いので術後のダウンタイムが非常に短くて済みます。

ただ価格はまだまだ高く、保険適用のある剪除(せんじょ)法が5万円程度で出来るのに比べ、傷跡が残らない方法は30~50万円と10倍程になる事もあります。

価格は高いですが、将来の事を考えると傷跡が残らない最新のわきが治療を行うのが良いのかもしれません。自分の考えに合った方法をじっくりと考えて選びたいですね。

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